
昔、祖母の家で寝泊まりし、夜中に目が覚めたりすると、必ず居間にある古い振り子の時計の針の音が淡々としたリズムで聞こえた。そのリズムを聞きながらとても大きな安心感に包まれたような感覚が子供ながらあった。
祖母の家には、いつも様々な人々が行き交っており、日中はガヤガヤ忙しく動きがあったので、夜の静けさは、特に静かなほっとした空間なように感じられた。
祖母は、世話好きで、本当にたくさんの知り合いの方々がいたが、さらに近所の野良猫を相当な数面倒をみていた。古い高床式の家の軒下には、常に2、30匹はいたと思う。今、考えると、相当な量のご飯を分け与えていたんだなあとびっくりする数。祖母は、気にしない性格だったので、そうした野良猫たちは、自由に家の中と外を行き来していた。
私が、夜中にトイレに行こうとすると、必ず暗い廊下を通るたびに、家の中で寝ている猫達を踏んづけてしまったりした。
大きな安心感の中で、いろんなエネルギーが混ざり合っていた。
‘Time Capsule’ タイムカプセル アートセラピー ワークショップ
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