人のぬくもり

‘The light and the shadow #01’ – 3rd September 2020

`結局、大切なものは、人のぬくもり`

画廊のオーナーが私に言った。どんなに利便さが優先され、アマゾンなどで、ささっと買い物が出来たとしても。

価値とは、なんなのか?と深く探る作業の中に、人それぞれ個々の`本質`のようなものが見えてくる。リンゴやお米を売っているのとは、また違う。つまり、市場価格という`そういうもんだ`という枠のない、視えない領域の`価値`を提供する、画廊というお仕事。このオーナーは、日常の些細な身近なものを大切にしてほしい、という理念のもと、絵画や彫刻のみならず、陶器や手作りの洋服、木製家具などにも手を出している。ギャラリー全体から、まさに`人の温かさとかぬくもり`の空気が感じられた。日々の生活の中で、身近に存在する物に対する感情を大切にしてほしい、と。物をどう扱うかで、その人となりが視えてくる、とも仰っていた。

一方、本物を見極める、眼識には、鍛錬が必要と。足を運び、自分の眼で確かめる。そうした手間を繰り返すことに意味がある。と。人は、`感じる`生き物。`感じる`ことを大切にしているからこそ、ギャラリーという場所は、存在する。

`うちに来て、一度絵画や陶器を購入してくれたお客さんは、必ず戻ってきてくれるんだよ。自分の眼識を磨くという素晴らしさに気がついたからだと僕は思うんだよ。` 素晴らしい循環だと、私は感じた。

現代ギャラリーからは、一般客の足が遠のいている、と言われている。ネットで視覚的にも情報的にも様々なものが視られ、満足してしまうからだ、という話も聞いた事がある。そんな中、私は、このオーナーに出会えて、幸運だな、と感じた。こういう生き方、視えないものの価値というか、個々それぞれの眼識を磨く気づきみたいなことを提供している、という心意気に感動した。

Time Capsule’ タイムカプセル アートセラピー ワークショップ

子供の頃の記憶などをたどりながら、自己表現や夢への摸索をしていくアートセラピーのワークショップ ’タイム カプセル’を開いています。ご興味のある方は、こちらのリンクよりメッセージして頂けると嬉しいです。

‘The light and the shadow #02’ – 3rd September 2020







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