
私が海外へ飛び出そうとした時。当時、習っていた水彩画の師匠は言った。
`いい絵を描くのにそんなに遠くに行く必要はない。親の愛情さえ理解できたら。`
正直、ムッとしている自分がいた。先生はただ単に自分のスタイルや考え方・思想を誰かに継承したかっただけじゃないの?そんな洗脳には乗らないよ!と当時20代そこそこの何も考えていないかのような無我夢中の私はただそんなことを思った。が、その後、何年もの間、遠い国にて日本の事を忘れてしまうような現実が覆ってしまっていたとしても、時々、先生のこの言葉が浮かんでいた。当時はなぜだかよくわからなかった。
かつ、なぜ腹がたったか?今は少しづつ理解しはじめている、やっと。
この生まれ故郷、に戻ってきて、やっと。
私の若い頃の決断は、ほぼ父親に反抗するかのように選択することが多かった。子供時代には、父親の強制的な態度にうなだれていることが多かった。自分の父親が、私の選択する事柄に、賛成してくれたことはあっただろうか?
心のどこかで、まだ怯えている小さな女の子の私がいるのかな? 心の世界がわかってから、父親への見方が変わり、また、自分の勘違いに気がついた。長い長いカーブを描いてしまいましたが。父は、年齢もそれなりになり、弱くはなっていますが、時々、ふとナルシスト的な強制エネルギーを発したりしますが、子供の頃とは違い、冷静な境界線を張っている自分がいて、年代のサイクルみたいのものが視えていたりする、今。
‘Time Capsule’ タイムカプセル アートセラピー ワークショップ
子供の頃の記憶などをたどりながら、自己表現や夢への摸索をしていくアートセラピーのワークショップ ’タイム カプセル’を開いています。ご興味のある方は、こちらのリンクよりメッセージして頂けると嬉しいです。
