子供の頃の記憶

‘Acceptance of the mother nature’ 自然の懐の深さ

まだ、3歳くらいの話。もしかしたら、もっと小さかったかもしれない。私が幼稚園に入る前の話。

家のすぐ近くの公園の砂場で遊んでいる私。私の手には、しっかりとプラスチックのスコップが握られている。私は、その砂場のすぐそばのベンチに座っている祖母に背中を向けるような形でしゃがみ込み、穴を掘っていた。深く深く掘りながら、あとでそこに水を入れられるように、すでにバケツの中にはお水が用意されている。

その小さい頃の私の家は、その公園を挟んで3分ほどの所にある祖母の家とも近かかった。祖母は自宅の1階部分をちょっとした雑貨店にしており、よくアイスクリームをもらいに行ったことを覚えている。

ベンチに座っている祖母は、隣に座っている近所の人たちと熱心に談話していた。私のしていることは、きっと気がつかないような感じだった。内容は覚えていないが、またおばあちゃん噂話に花咲かせてるよ、みたいなことを子供ながらに感じていた。雑貨店をしていることもあり、近所の人たちの知り合いが多いおばあちゃんだった。

私はといえば、他にも砂場で同じように穴掘りをしている子供たちがいて、なんとなくお互いに、早く掘らなければ、縄張りを占領されてしまう危機感があり、一生懸命掘っていた。笑。きっとこの頃から、頑固で負けず嫌いな感じがあったような気もする。本当はとても弱い人間だけど。

この公園では、よく遊んだ。5歳になり、父親の転勤で他の街に引っ越すまで。それでもいろんな情景が心の中に記憶として残っている。夕方近くの赤っぽくなった空の色とか。どこからともなく匂っている夕ご飯の匂いや音。朝方の空気の新鮮さとか、野球の球がバットにあたる音。

母親がエプロンをつけたまま、その公園の端っこに立ち、`ご飯だよ。`と声をかけてくる。その合図で私は家に帰る。砂だらけになった手とか足になぜだか誇りを感じながら。

今思えば、どうしてこんなことを書きたくなったかと言えば、きっと道路でバスケットをしている近所の子供たちがいる夕方の風景をまだ見ることができているマニラの風景につながるものがあったからかもしれない。

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‘The soft green carpet’ -柔らかい緑の芝生





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